連節バスの路線名称「ポートループ」に 神戸の旧港湾部と三宮を結ぶ

20210113ポートループ

 神戸市は13日、連節バス(写真)を使って4月から運転を予定している、都心三宮と新港突堤付近などの旧港湾部(ウォーターフロント)を結ぶバス路線の名称を「ポートループ」に決めたと発表した。3案で実施した人気投票で、もっとも人気を獲得した案を採用。ロゴマークも決めた(図=神戸市提供)。異人館や南京町といった観光地を結ぶ「シティループ」とともに、住民や観光客の足として定着をめざす。

 総投票数1810票のうち、決まった「ポートループ」は862票を獲得。2位の「ポートン」(601票)、3位の「こうべブルー」(347票)を上回る人気を集めた。投票期間は2020年12月8〜20日で、ネットを通じて投票を受け付けた。

 ポートループは4月1日から連節バス2台で営業運転を開始。7月には連節バス4台を使った本格的な体制で運行する予定だ。運賃は1回乗車で大人210円、1日乗車券で同500円を予定する。三宮から新港町(新港突堤基部)、ポートタワー前、ハーバランドで折り返し、三宮に戻る循環ルートでの運転予定する。1周は約45分。

 新たな路線と同じルートで走る最後のプレ運行を今月23、24、30、31日の4日間に予定していたが、新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて延期する。2月以降に新たな日程でプレ運転ができるか調整する。プレ運転は中止するが、運転習熟のための試運転は随時実施。新しいロゴを付けた連節バスを、街角で見かけることがありそうだ。

▽関連記事
関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

神戸経済ニュース twitter

広告

神戸経済ニュースについて

神戸経済ニュース

Author:神戸経済ニュース
「神戸を知ると世界が分かる」を合い言葉に、神戸の景気・企業・金融・経済政策などにまつわる話題を随時お伝えします。すべての記事がオリジナルです。

詳しくはこちら。

広告