アシックス、連携めざすスタートアップ募集 「VISION2030」でサービス開発

20201013ASICSアクセラレーター

 アシックスは13日、スタートアップ企業との事業連携をめざす「ASICS Accelerator Program(アシックス・アクセラレーター・プログラム)」で、スタートアップ企業の募集を始めたと発表した。アシックスが将来ありたい姿を示した長期ビジョン「VISION2030」に基づき、広い視野で健康や豊かなくらしに寄与するサービスの開発をめざす。11月16日まで参加企業を募集し、最終的には来年2月に予定するデモデイで、事業連携先としての採用を判断する。

 同社がスタートアップと連携するプログラムを開催するのは欧州を中心に開催した2回と、日本を中心に昨年開いたプログラムに続き4回目。11月16日に応募を締め切った後は、書類選考と面接で事業連携の候補になるデモデイ参加企業を決める。対象は設立からおよそ10年以内で、応募時点で法人登記が完了している会社。そのうえで事業が始まっているか、サービスの開発にめどがついている必要がある。

 デモデイへの参加が決まったスタートアップは、メンター(指導者)役のアシックス社員と議論を重ね、事業連携プランの完成度を高める。新型コロナウイルスの感染予防に加え、世界各地から応募できるようプログラムは原則としてネットを通じて実施する。東京五輪・パラリンピックの2020年を控えて開催した前回のプログラムでは、8社がデモデイに参加した。今回も同程度の参加社数を見込む。前回は4社が事業連携に結び付いていた。

 募集期間中には2回程度の説明会を開催する計画だ。1回目の説明会は26日の午後6時半から東京・虎ノ門の「CIC Tokyo」で予定。ネットを通じた参加もできるようにするほか、同時通訳などで英語でも説明を聞けるようにして、海外からの参加も促す。(写真はイメージ=アシックス提供)

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