アシックス、国内でもスタートアップとの事業連携 「Raod to 2020」で
- 2019/03/05
- 13:20
アシックスは5日、スタートアップ(起業まもない)企業との事業連携「アシックス・アクセラレーター・プログラム」を開始したと発表した。アシックスと連携したい企業の募集を同日始めた。まだ実績が不十分でも、新たなアイデアを持つスタートアップ企業と組むことで、独自の商品やサービスの開発などにつなげる。さらにスタートアップの成長を加速させること(アクセラレーター)にもつながる。
18日に東京都内で説明会を開催し、応募の締め切りは4月5日。書類選考と面接で、7月に開くデモデイ(事業発表会)に参加する企業5〜6社程度を選ぶ。選定企業はデモデイまでに、アドバイザー役を務めるアシックスの社員と議論して、アシックスとの連携した事業計画を精査する。デモデイではアシックスの経営陣が審査し、最終的にアシックスとの連携事業に取り組む2〜3社を決める予定だ。
アシックスと国内販社のアシックスジャパン、投資子会社のアシックス・ベンチャーズが連携して運営する。運営パートナーとして、ベンチャーキャピタルのスパイラル・ベンチャーズ・ジャパン(東京都港区)も参画。アシックスは欧州で18年9月から19年1月にかけて、スタートアップ5社との事業連携(アクセラレーター)プログラム「Tenkan-ten(テンカンテン)」を開催したが、国内でアクセラレーターを展開するのは今回が初めてだ。
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