兵庫県「起業プラザひょうご」で入居者募集 UNOPSと併設・9月に移転開設
- 2020/07/06
- 01:33
兵庫県は、9月に旧居留地の三井住友銀行神戸本部ビル(神戸市中央区)へ移転・開設する起業支援拠点「起業プラザひょうご」の入居者募集を始めた。国連プロジェクトサービス機関(UNOPS、ユノップス)」のスタートアップ企業を育成する拠点「グローバル・イノベーション・センター(GIC)」と併設。世界から神戸に集まる起業家と交流する行事なども開催する計画という。兵庫県は起業支援拠点のリニューアルを機に、「起業立県」への機運をさらに高めたい考えだ。(図は施設全体のイメージ=兵庫県提供)
募集するのはコワーキングスペース(共有スペース)の利用者、ワーキングデスク(専用机)の16席、スモールオフィス(個室)の17室だ。コワーキングスペースは起業家や、起業家らとノウハウを持ち寄って開発を進める「オープンイノベーション」を希望する企業などが対象。将来起業をめざす学生の応募も受け付ける。ワーキングデスクとスモールオフィスは創業10年程度までの法人や個人事業主が対象だ。
コワーキングスペースは月額料金が税別5000円で、学生は半額。随時募集する。ワーキングデスクは同7500〜1万2500円、スモールオフィスは同1万8500〜6万9500円で、12日まで募集を受け付ける。いずれも申し込みはホームページで。入会、入居には審査を通過する必要がある。
兵庫県は月内にも開設を予定する「起業プラザひょうご姫路」(姫路市)と「起業プラザひょうご尼崎」(尼崎市)の入居企業・起業家の募集も開始した。2017年10月に開設し、約2万3000人が利用した起業プラザひょうごの成果を、県内各地に波及させる。起業プラザひょうごの各施設で連携し、起業した地元以外でも活動しやすくなる効果もねらうとしている。
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