神戸市議会の議長に壬生氏、3年ぶり公明から 6月議会が開幕

20200611壬生潤議長

 11日に開幕した神戸市議会の6月議会では同日の本会議で議長選挙を実施し、垂水区選出で公明の壬生潤氏(60、写真=神戸市議会が配信した動画より)が第102代の議長に就任した。神戸市議会の議長は慣例で1年ごとに交代している。最大会派である自民以外の会派から議長を選んだのは、2017〜18年の議長だった公明の北川道夫氏(東灘区)以来3年ぶり。

 壬生氏は就任のあいさつで、新型コロナウイルスの感染再拡大が警戒されるなかで「市民・事業者のみなさまにできるだけ早く以前の生活・事業活動を取り戻していただくためには、さまざまな新たな施策・取り組みが必要」と指摘。「市民の暮らしの安心・安全を守るとともに、神戸がさらに魅力的な街となるよう積極的に取り組んでまいりたい」と抱負を述べた。

 副議長には自民で長田区選出の平井真千子氏(43)を選んだ。安達和彦氏と村野誠一氏(いずれも自民)は、それぞれ議長、副議長を退任した。

 6月議会では、新型コロナウイルス対策の一環で検査・医療体制や生活・学習支援の強化、中小企業向けなどの経済対策を中心とした、総額112億円の補正予算案などを審議する。17日の本会議で議案の説明、24日に議決、25〜26日には幅広い観点から市長らが議員の質問に答える一般質問を実施して閉会する予定だ。

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