外出の自粛や休業も神戸らしく? BE KOBEが「STAY HOME」に

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 神戸市の久元喜造市長は13日に開いた新型コロナウイルス対策に関する記者会見の中で、1枚の画像(図=神戸市提供)を紹介した。晴れ渡る青空の中、風景は確かに神戸港のメリケンパーク(神戸市中央区)だ。しかし「BE KOBE」のモニュメントがあるはずの場所には「STAY HOME(家に居なさい)」のモニュメントが--。

 画像を作成したのは、2018年まで神戸市の初代クリエイティブディレクターを務めた、デザイン事務所マック(大阪市中央区)の山阪佳彦専務。「みんなの力で新型コロナウイルスを収束させよう」という思いを込めた。久元市長は「神戸にとって象徴的な強いメッセージになる」とみる。この画像を積極的に活用して「家で過ごそう、というメッセージをSNSなどで呼びかけていきたい」と話した。

 このほか毎週木曜日は、新型コロナウイルスと戦う医療関係者への感謝と連帯を示す青い光で、「BE KOBE」のほかフラワーロード、いかり山など神戸市の施設をライトアップする。外出の自粛や休業を求める緊急事態宣言はひとまず5月6日まで続くが、さらにその後がどうなるか見えないのが現状だ。そんな中でも明るく美しく、神戸らしく乗り切ることはできるのだろうか。

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コメント

この仕事をするために外に出て働かなければならない人がいる。ライトアップも然り。
観光名所でこれらのパフォーマンスを行いニュースにすれば、わざわざ観に来る人もいるだろう。

家に居る事が今は医療従事者への応援になると、市長からして全く理解していないことが露呈しただけ。

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