地下鉄三宮駅、12日の乗客数が「83%減」 神戸市長「休日の外出かなり抑制」

20200413臨時会見

 神戸市の久元喜造市長(写真)は13日に開いた新型コロナウイルスの感染拡大対策に関する記者会見で、「休日の外出は、かなり抑制されてきた」との認識を示した。日曜日である前日12日は神戸市営地下鉄三宮駅の乗客数が4230人と、2月初週に比べて82.7%減少したとのデータを紹介した。一方で、現時点では「減便などは考えていない」という。公共交通機関の役割として、地下鉄は現行ダイヤでの運行を維持する方針を改めて述べた。

 赤外線センサーで計測した、繁華街の入り口に当たるサンキタ通り(神戸市中央区)の10日(金曜日)夜の歩行者数は2月7日に比べて78.4%減少したとのデータも示した。久元市長は「引き続き、このような行動を市民にはお願いしたい」と話した。

 半面、平日の地下鉄三宮駅の乗客数は9日が1万7990人、10日が1万8295人だった。2月3~9日の平均(3万6341人)に比べてほぼ50%減少したが、久元氏は「休日ほどは外出が減っていない」と指摘。現在も出勤のため外出している人が多いとみて、「オフィスでの仕事は原則として自宅でできるようにしてほしい」とテレワークへの移行を改めて呼びかけた。加えて、事業所や事業主に対し、出勤が必要な場合でも出勤者を最低でも7割は減らしてほしいとも訴えた。

 このほか感染症の指定病院である神戸市立医療センター中央市民病院(神戸市中央区)では、12日までに新型コロナウイルスの院内感染が発生ことが判明した。同病院は神戸市の救急病院としても中核的な役割をはたしてきたが、現在は立ち寄りによる救急受け入れや、新規の入院・外来なども停止。ただ、足元では外出の減少などを背景に救急出動が減少していることもあり、神戸市内の救急搬送に支障は出ていないという。

 久元氏は「医療崩壊といった事態を招かないよう、兵庫県と緊密に連携を取りながら全力で取り組んでいる」と強調した。

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