神戸市、離職を迫られた「ひとり親」も臨時職員採用へ 新型コロナ影響で

 神戸市は30日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて「離職せざるを得なくなったひとり親」を、臨時職員として採用すると発表した。19日に発表した、新型コロナの影響で内定取り消しになった学生を職員として採用するのに続く措置。100人程度の採用枠を用意する。小中学校などの臨時休校によって、子供の世話のために離職を迫られるケースが指摘されていることに対応する。生活に必要な費用を得る場と、同時に次の就職先を見つけるための時間的な余裕を提供する。

 内定取り消しになった学生と同様に、会計年度任用職員として2021年3月末までの任期付きで採用する計画だ。年収は300万円程度になるとみられる。31日に募集要項の配布を始め、募集も開始する。やはり内定取り消しになった学生と同様に、どの程度の人数が集まるかは現時点で未知数という。ただ子供への経済的な影響を抑える必要があるとの判断もあり、対象を絞った雇用対策として実施する。内定取り消しになった学生からの市職員への応募は、現時点で3人程度という。

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