井戸兵庫知事、経済活性化「動き回れる状況を見定め」 自粛で落ち込みも

20200330井戸兵庫知事

 兵庫県の井戸敏三知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は30日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの感染防止のための外出自粛で落ち込んだ経済の活性化について「(人が)動き回れるような状況を見定めて検討をしておくという、準備の段階だと思う」と述べ、当面は金融面の対策にとどめざるを得ないとの見方を語った。観光業や飲食店などの活性化は「動き回れという促進の対策」といい、不要不急の外出自粛を求める現在の局面では難しいとの認識を示した。

 一方で、雇用の維持に向けては「雇用助成交付金を活用しやすくして、非正規も対象にしてもらう必要もある」など、国の施策に対して要望を述べた。加えて2008年のリーマンショック後に政府が設定し、資金使途を自治体に任せた「地域活性化経済危機対策臨時交付金」と同様の措置が有効だとも強調した。

 制度融資など現在実施している金融面での支援は「一種のカンフル注射的な切り抜け資金で、返済の必要もある」と指摘。対象を絞った現金給付など緊急経済対策を検討していることを安倍晋三首相は表明したが、「雇用の維持もしなくてはならないので、ぜひ手厚い対策を検討し、打ち出していただきたい」と話した。

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