カルナバイオ、オランダで同社初の臨床試験へ 「炎症性免疫疾患」の治療薬

 カルナバイオサイエンスは4日、臨床試験に向けて許認可申請を提出していた医薬品の候補「BTK阻害剤AS-0871」について、オランダでの臨調試験が始められるようになったと発表した。薬事規制当局による審査を終え、倫理委員会の承認も受けた。同社は2020年上期中にも、健康な成人を対象に安全性などを確認する臨床試験(第1相)を開始したい考えだ。

 同社としては自社で実施する初めての臨床試験。関節リウマチなど「炎症性免疫疾患」の新しい治療薬として期待されている。昨年12月20日に臨床試験の許認可申請を提出したと発表していた。2019年12月期の連結業績予想への影響はなく、20年12月期の収益への影響は現在精査中としている。

 カルナバイオはオランダ当局による審査完了について、東京株式市場の取引時間中である日本時間の午前9時15分に発表。朝方にやや売りが優勢だった同社株は発表を受けて買われ、4日終値は前日比44円(2.37%)高の1899円だった。

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