スカイマークが神戸空港で増便記念式典 市江社長「神戸〜成田も検討」

20190801神戸空港テープカット

 スカイマークは1日、同日から神戸~茨城、神戸~那覇、神戸~長崎の各便を1往復ずつ増便したのを記念した式典を神戸空港で開催した。スカイマークの市江正彦社長(写真左から2人目)と空港運営会社である関西エアポート田中淳隆執行役員(同3人目)がテープカットして、増便した正午発の神戸発茨城行き第1便の出発を祝った。神戸空港では2006年の開港から初めて発着枠が拡大したことで、スカイマークの増便が可能になった。

 式典後に記者団の取材に応じた市江社長は、今後の神戸からの新路線の候補として「成田の可能性もある」と述べ、開設を検討していることを明らかにした。市江氏は「年内に(定期航路として)成田〜サイパン線を準備している」と述べたうえで「成田を国内便にも使っていきたいと考えている」と説明した。このほか増便の可能性がある路線として、需要が多い神戸〜仙台便や、鹿児島〜奄美便に乗り継ぎしやすい時間帯の神戸〜鹿児島便などを挙げた。

 スカイマークはかねて神戸発着便の増便を希望していたが、神戸空港では運用規制の上限だった1日あたり60便(30往復)が就航しており、実現しなかった。だが5月に開催した関西3空港懇談会で、関係する自治体や財界が神戸空港の発着枠を1日あたり80便(40往復)に増やすことで合意。今回の増便が可能になった。

 増便第1便の茨城行きの乗客には、搭乗口で記念品としてボールペンとタオルを配布した。神戸空港ではスカイマークのほか、すにでフジ・ドリーム・エアラインズ(静岡市)が神戸~松本、神戸~出雲の各便を就航させることを決めた。

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