市江スカイマーク社長、神戸便「午後9時以降の羽田発も検討したい」 記者会見

20190706市江スカイマーク社長

 スカイマークの市江正彦社長(写真)は5日午後に神戸市役所で開いた記者会見で、同日発表した8月からの神戸便の増発とは別に「羽田空港21時以降発とかは可能性があり、できれば検討したい」と、遅い時間の羽田〜神戸便をできるだけ早く実現したい考えを示した。ただ、羽田から他の行き先の便を減らしてまで、神戸便を増やすことについては否定した。市江氏と記者の主なやりとりは以下の通り。

--スカイマークはなぜ茨城、長崎、那覇を増便するのか。他にも増便するのか。

「現在11カ所の空港に就航しているが、2往復しかないところは昼も入れて3往復にしたいと思っていた。仙台なども2往復だが、茨城は要望も強かったし、事前に両空港で時間帯が合うかというのは調整をしなくてはならない。便回し(機材繰り)の仕方もあり、それで1つは茨城にした」

「長崎は神戸発の朝の便がなかった。だが朝の便の需要があるのは以前から分かっていた。同じように那覇も、神戸発が午後にまったくなかったし、那覇からの帰りも午後3時10分で終わっていたので、利便性を上げないといけないと思っていた。当然、(神戸からの行き先に)他の空港も検討した。たとえば鹿児島とか奄美とか。ただ時間帯が利用者の方にちょうどいいのが、今回の3つの空港だったということ」

「もう1カ所は羽田だが、羽田の発着枠という別の問題があり、ここを増やすのが簡単ではない。ただ今回、神戸空港は運用時間の延長も決まった。いつになるか分からないが、羽田空港の遅い時間の発着枠は使える可能性がある。羽田空港21時以降発とかは可能性があり、できれば検討したい。ここは詰めていければと考えている」

--羽田発の別の行き先をやめてでも神戸便を増やす可能性は。

「羽田発21時以降の発着枠は、割り当てられた現在の発着枠とは別途可能性がある。そこが使えればいいな、と思っている。21時以降の羽田発着枠は完全に埋まっているわけではない。仮に21時以降の枠が取れなかった場合に他をやめるかというと、それは考えていない。21時以降の羽田出発なら可能性はあると思っている」

--国際線の見通しは。

「国際線は成田からサイパンに定期便の準備を進めていて、すでにチャーター便を3月、5月に飛ばしていて、8月9月も予定していて、できるだけ早く定期化したい。続いてパラオにも行きたい。サイパンやパラオに拠点ができれば、チャーターは他の地域からも飛ばせると思っている。できれば神戸から飛ばせれば一番いいけど、(関西エアポートの山谷佳之社長の様子をうかがい)ほかの所もありますって言われそうだけど」

「いずれにしても成田発もチャーターでやっているので、関西(3空港)でチャーター便はどこからか、っていうのは、サイパンとパラオにきちんと(定期便として)就航できたら次にはしっかり考えたい」

「質問の答えではないが、神戸空港はモノレール(ポートライナー)が大変便利ではあるのだけれど、2次交通としてのバスも大変重要。スカイマークの神戸空港利用者は年間約30万人増える計算だが、FDAさんのお客さんも増える中で、(神戸空港発着の新たな)バスの便を考えてくださる方が出てくるとありがたい」

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