みなと銀が両替手数料など上げ 11年半ぶり手数料改定、関西みらい傘下で統一

 みなと銀行は31日、両替手数料や金種指定出金の取り扱い手数料を値上げすると発表した。10月15日から。みなと銀と同じ関西みらいフィナンシャルグループ傘下で、旧近畿大阪銀行と旧関西アーバン銀行が合併して4月に発足した関西みらい銀行と、手数料の水準を統一する一環だ。これまで、すべて無料だった硬貨での入金も、硬貨50枚以内で1日1回までを除いては有料になる。

 値上げの対象は窓口での両替手数料、両替機での両替手数料、金種指定出金の取り扱い手数料、手形・小切手帳手数料、送金・振込の組み戻し料や不渡り手形返却料などその他手数料。さらに硬貨入金の手数料を新設する。たとえば両替手数料は、両替前後の枚数で多いほうが50枚までの場合に無料だったのが、みなと銀に口座があれば1日1回無料で2回目以降は550円(税率10%の消費税込み)になる。口座がなければ1回目から550円だ。

 みなと銀が手数料を改定するのは消費税率が5%から8%に引き上げられた2014年4月以来およそ5年半ぶり。消費税とは関係なく手数料を改定したのは、夜間入出金の手数料を引き上げた08年4月以来およそ11年半ぶりになる。今回の改定後も、みなと銀と関西みらい銀との手数料の統一は完了しておらず、みなと銀は引き続き手数料の見直しを進める予定だ。

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