ワールド、今期純利益33%増に上方修正 在庫管理強化で値引き販売を抑制

20191106ワールド

 アパレル大手のワールドは6日、2020年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比33%増の122億円になる見通しだと発表した。従来予想の99億円から上方修正し、増益幅が拡大する。主力のブランド事業では、4〜9月期に在庫管理の強化で値引き販売を抑制し、前期の下半期に続いて採算が改善している。神戸レザークロスを買収したのに伴い、負ののれん発生益も寄与する。国際会計基準の適用後でみて最高益を更新する見通しだ。

 売上収益は微増の2509億円、営業利益は23%増の182億円を見込む。従来予想は2500億円、166億円だった。ワールドによると、通期予想の上方修正は4〜9月期の上振れ分を、従来予想に上乗せするにとどめたという。景気の先行き不透明感なども残り、10月以降の予想は従来予想を維持した。

 同時に発表した2019年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比81%増の59億円だった。従来の会社予想である36億円を上回った。デジタル事業の積極投資による支出超過を、ブランド事業の採算改善などで補う構図。ブランド事業が収益のけん引役になっている。売上収益は微増の1176億円、営業利益は35%増の80億円だった。

 4〜9月期の収益の上振れを受けて、すでに権利が確定した中間配当を28円に増額。従来は25円を予定していた。期末配当は44円の計画を据え置き、年間配当は前期比22円増配の72円になる。

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