ヒラキの4〜9月期、純利益37%減 通販・店舗ともに減収

20191106ヒラキ決算

 靴の通販とディスカウント店を運営するヒラキが6日発表した2019年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比37%減の2億2200万円だった。通販、店舗販売ともに販売が伸び悩んで減収になったうえ、通販は配送費用が増加。店舗では飲料やサンダルに夏物衣料と夏物が総じて不振だったという。為替差損の計上が大幅に減少したが、補えなかった。

 売上高は4%減の82億円、営業利益は40%減の3億1500万円になった。通販は無料設置のカタログを前年同期比30%増の120万部を配布した、7〜9月で4〜7月期の苦戦を補えなかった。店舗では主力のスニーカーや、今季の人気商品であるスポーツサンダルでも、同社全体を支えるほど業績を押し上げるほどではなかった。

 2020年3月期の連結業績予想は据え置いた。上期の業績は従来予想(売上高86億円、営業利益4億円など)をやや下回ったが、10月以降に挽回する見込み。

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