久元神戸市長「兵庫県新型コロナ追跡システム」の利用呼びかけ 警戒本部会議で

20200722久元神戸市長

 神戸市の久元喜造市長(写真)は21日に開催した新型コロナウイルス感染症警戒本部の会議で、兵庫県が10日に運用を開始した「兵庫県新型コロナ追跡システム」の積極的な利用を呼びかけることを強調した。久元氏は同システムについて「神戸市をはじめ自治体との間で十分に協議をして内容を決め、導入された」と説明。「神戸市としても積極的に導入を進めたい」と話した。

 同システムは、訪れた施設で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したときなどに、兵庫県がメールまたはチャットアプリのLINE(ライン)で注意喚起し、行動記録の作成や医療機関の受診を促す。久元氏は、登録に必要な「QRコードをそれぞれの施設やお店に掲示していただく取り組みを、業界団体など関係分野のみなさんに積極的に呼びかけてただくようお願いしたい」と関係部局に指示した。

 神戸市の警戒本部の会議は、兵庫県で17日に新規感染者数の7日移動平均(当日を含む過去7日間の平均値)が10人を上回り「感染警戒期」に入ったのを受けて実施した。20日時点で兵庫県の新規感染者数の7日移動平均は14.7人。一方で神戸市は4.6人にとどまっており、病床数などにも余裕がある。このため神戸市では住民の行動制限などについて追加の呼びかけなどを見送った。

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