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久元神戸市長、三ノ宮駅ビル「JRとの交渉は大詰め」 ポートライナー8両対応

20180907ネットモニター対話フォーラム

 神戸市の久元喜造市長は7日夜に開いた「ネットモニターと市長との対話フォーラム」(写真)で、新たにJR西日本が建設する三ノ宮駅ビルについて「JR西日本との交渉は大詰め」と話した。久元氏によると、新たな駅ビルは「高層化した商業ビル」で、入居するのは主にホテルと商業施設という。ネットを通じて、神戸市が施策に関する意見を聞く「ネットモニター」の質問に答えて述べた。

 久元氏は「神戸市は三ノ宮駅前に土地を一切持っておらず、土地を活用する権利はJR側にある」と断りながらも、「できるだけ公共空間を広く取り、阪神(の神戸三宮駅)や『さんちか』と行き来しやすくなるよう、要請している」と説明した。新たな駅ビルには新交通システム「ポートライナー」の三宮駅も含まれ、現在よりも2両多い8両編成のポートライナーが停車できるホームの長さを確保することも明らかにした。

 神戸空港と三宮を結ぶポートライナーを新神戸まで延伸すると、さらに便利になるのではないか、との質問に久元氏は「かつて庁内で検討した」と明らかにした。その結果、JR三ノ宮駅の北側に新たな駅を作るのは地権者の状況などからみて困難のうえ、費用も800億円程度になり財政面でも厳しいと判断したと説明した。

 公共交通機関に関しては、神戸市営地下鉄の西神・山手線と阪急神戸線の相互乗り入れに関する質問も出た。久元氏は「技術的にも難しいし、費用もかかる」と述べる一方で、「時間をかけて検討を続ける」と明言。新開地の繁華街としての地位が、昭和40年代以降に三宮に取って代わられたのは、神戸高速鉄道によって阪急や阪神、山陽、神戸電鉄が結ばれたことが原因でない、との見方を示し、「相互乗り入れが盛んな東京でも、相互乗り入れが原因で街がさびれた実感はない」と話していた。

 そのうえで久元氏は「地下鉄西神・山手線が(1987年の全線)開業以来スピードアップしていないのは事実」と指摘。スピードアップには快速運転が考えられるが、「その場合は名谷駅に加えて、同駅以東の既存駅のうち1カ所、追い抜きができるよう改築する必要があり、費用は100億円程度になる」と試算していることも明らかにした。

 神戸市の「ネットモニターと市長との対話フォーラム」は今年6月に続いて3度目の開催。今回はネットモニター31人が参加した。前回は日曜日の昼に神戸市立海洋博物館(神戸市中央区)のホールで開催。多様な層が参加しやすいよう、今回は神戸市役所近くの貸し会議室を使って平日夜に開催した。

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