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竹中工務店、兵庫県林業会館のビル新築で新技術 木製の構造材を露出 

20180907兵庫県林業会館

 竹中工務店は、CLTと呼ばれる木製の板材を構造材としてビルを建設する新技術を開発し、神戸市中央区に建設する兵庫県林業会館(完成予想図=竹中工務店の発表資料より)で初めて採用したと発表した。建物を支える鉄骨の骨組みに、CLTを組み合わせることで耐震性を高める。超高層ビルにも使える技術という。これまで建物が密集する地域に、木材を露出させる建物を建てるのは難しかったが、木材の使い道を広げた形だ。

 新技術は「CLT+鉄骨ハイブリッド構造」と呼ぶ。耐震壁としてCLTを鉄骨のフレームに固定することで、木が持つ強度を効率よく引き出すことができるという。建物の重みなど垂直方向の負荷は鉄骨が引き受け、地震の際の横方向の負荷は木の柔軟性で吸収する。火災の際は鉄骨のみで建物を支えることから、都市部での高層の建築物にも使うことができる。

 梁(はり)を鉄骨にすることで、一般的な木造建築では難しい、広い空間を作ることができる。このためオフィスや店舗、学校と多様な建築物を作ることもできる。兵庫県林業会館の建て替え工事は3月に着工し、7月25日からCLTを使った構造材の組み立て(建方)に入っている。

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Author:kobekeizai
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