兵機海運、子会社「I.S.LINES」を解散 2億円を債権放棄へ
- 2018/01/29
- 22:57
兵機海運は29日、全額出資の子会社で外航船を保有する「I. S. LINES」(パナマ)を3月31日付で解散すると発表した。同社が保有していた外航船を売却することで、事業目的が終了したためとしている。解散に伴い、兵機海運からI. S. LINESに融資していた2億円が回収できず、債権放棄する見通しになった。
I. S. LINESが保有していた船舶を、兵機海運が運航会社(オペレーター)として用船していた。一方で業績はふるわず、最近3年間でみてもI. S. LINESは最終赤字が続き、同社単独では債務超過に陥っていた。兵機海運は29日の取締役会でI. S. LINESの解散を決議。3月末には清算を終える見通しだ。
2億円は債権放棄するが、兵機海運はすでに相当する貸倒引当金を設定済みという。このため2018年3月期の連結業績には影響が軽微と見込む。
I. S. LINESが保有していた船舶を、兵機海運が運航会社(オペレーター)として用船していた。一方で業績はふるわず、最近3年間でみてもI. S. LINESは最終赤字が続き、同社単独では債務超過に陥っていた。兵機海運は29日の取締役会でI. S. LINESの解散を決議。3月末には清算を終える見通しだ。
2億円は債権放棄するが、兵機海運はすでに相当する貸倒引当金を設定済みという。このため2018年3月期の連結業績には影響が軽微と見込む。
- 関連記事
-
- ビオフェルの4〜12月期、税引き益11%増 「新ビオフェルミンS」好調で (2018/01/30)
- 石原ケミの4〜12月期、純利益51%増 車載関連など部品需要で恩恵 (2018/01/30)
- 兵機海運、子会社「I.S.LINES」を解散 2億円を債権放棄へ (2018/01/29)
- フジッコの4〜12月期、純利益7%減の30億円 増収も人件費増など増加 (2018/01/29)
- 和田興産、公募増資で12億4300万円を調達へ 株式数は最大12.7%増加 (2018/01/29)
広告
chevron_left
アシックス、投資子会社が東北大発ベンチャーに出資 導電性のシルク開発 home
フジッコの4〜12月期、純利益7%減の30億円 増収も人件費増など増加
chevron_right