石原ケミの4〜12月期、純利益51%増 車載関連など部品需要で恩恵

20180130石原ケミカル決算グラフ

 石原ケミカルが30日に発表した2017年4~12月期の連結決算は、純利益が前年同期比51%増の7億5400万円だった。車載関連の半導体部品やコネクターなどの需要が好調だった恩恵を受けた。採算改善で利益率も高まり、公募増資などに関連する費用などを吸収した。

 売上高は3%増の113億円、営業利益は76%増の9億9700万円だった。スマートフォン向けの需要も底堅く、一般電子部品用めっき液や液晶ドライバー用無電解めっき液が好調に推移した。 高付加価値品を積極展開した結果、原価率が低下した。売上高が増加するなかで売上原価は2%減の77億円に抑えた。

 2018年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比42%増の8億1000万円になる見通し。年間配当金も前期据え置きの32円(うち中間16円)の予定を維持した。

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