神戸市、40〜59歳のワクチン接種をノエスタ神戸で 5日から予約開始

20210804久元神戸市長

 神戸市は4日、足元で新型コロナウイルスの感染者数と重傷者数が増えている40〜59歳へのワクチン接種を開始すると発表した。比較的余裕がある米モデルナ製のワクチンを接種している大規模接種会場のノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)を会場として5日から予約を受け付け、予約できた日から接種する。40〜59歳を対象にした接種が実際に始まるのは6日からになるとみられる。

 感染すると重症化しやすかった65歳以上の高齢者は3日までに78%が2回目の接種を終え、新たな感染者も大幅に減少。死者数もゼロの日が目立っている。一方で感染力が強い変異株などの影響で、ワクチン接種が行き届いていない60歳未満で感染が増加。40代、50代の重症患者が増えている。これに対応する形で40代、50代のワクチン接種を急ぐのが目的だ。新たに約30万人が対象になるという。

 4日に記者会見した久元喜造市長(写真)は「これまでの予約状況から見て、接種の対象者を拡大しても混乱がないだろうと判断した」と述べた。予約は神戸市の予約専用サイトか、区役所に配置する「お助け隊」、ワクチン接種コールセンターで予約できる。40〜59歳は当面、1日に3000人程度の接種を想定している。一方で、60歳未満への「米ファイザー社製のワクチン接種については、次回の供給量が明らかになる10日以降に接種の可否などを検討する」という。

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