神戸市、スーパーシティめざす「Be Smart KOBE」7事業選定 NECなど

20210804BeSmartKOBE事業者

 神戸市は、先端技術を使った実証実験を民間企業に呼びかけて実施する事業「Be Smart KOBE」に、2021年度は7事業者を選定したと発表した。「Be Smart KOBE」では、2030年ごろの未来社会を先取りする都市「スーパーシティ」構想に対応する実証実験を神戸市に誘致する。21年度は「市民ニーズ」を焦点に、ネットを通じた市民アンケートで人気を得た事業に加点して、優先的に選ばれるようにした。

 選定したのは非営利組織(NPO)のアイ・コラボレーション神戸(神戸市中央区)、トッパン・フォームズ(7862)、阪神ケーブルエンジニアリング(西宮市)、NEC(6701)、ロケットバッテリー(大阪市中央区)、ためま(広島市中区)、ワイズ・リーディング(熊本市北区)の7社・団体。アンケート調査と有識者による審査会で選んだ。

 実証実験について今回は20社・団体から22件の提案(応募)があった。事業の効果や先駆性、実現可能性、業務遂行能力、地域性、市民ニーズなどを総合的に評価し、高得点を得た事業者を選定した。今後は選定した7社と実証事業の実施に向けて協議する。

 アンケート調査は6月23日〜7月4日に実施。3027人から回答を得た。最も高得点だったのはNECのマイナンバーを活用して個人を特定し、AI(人工知能)が個人に最適な行政に関する情報を選んで提供する事業。アイ・コラボレーションが続いた。3位の「コトバ・コミュニケーションズ」(神戸市垂水区)まで選定過程で加点した。4位は阪神ケーブルエンジニアリング、5位はためまだった。

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