ワールドの4〜6月期、最終黒字14億円 前年に新型コロナで臨時休業など

20210804ワールド決算

 アパレル大手のワールドが4日発表した2021年4〜6月期の連結決算は、最終損益が14億円の黒字(前年同期は24億円の赤字)になった。前年同期は新型コロナウイルスの緊急事態宣言が全国を対象に発令されたことから、臨時休業や営業時間の短縮が相次いだ反動が4・5月に表れた。加えて値引き販売の抑制やコスト削減などで、原価率の改善も寄与した。

 売上高のに相当する売上収益は前年同期比23%増の405億円、営業損益は19億円の黒字(前年同期は31億円の赤字)だった。事業部門(セグメント)別の売上収益はブランド事業が25%増の343億円、デジタル事業は微減の61億円、プラットフォーム事業は11%減の190億円だった。デジタル事業ではバッグシェアリング事業のラクサスで広告費を投入した。プラットフォーム事業は前年に医療用ガウンの製造で売上収益が膨らんだほか、前期は雇用調整助成金を受け取ったこともあり、反動で収益が悪化した形になった。

 22年3月機の連結業績予想は据え置いた。連結最終損益は35億円の黒字(前期は9300万円の赤字)と、2期ぶりの最終黒字を確保する見込み。「感染拡大に伴う外出制限などの動向が読みづらい」(IR担当者)としながらも、緊急事態宣言が都市部に発令された「5月を除いては、当初の会社計画を下回って推移した」といい、4〜6月期の業績はおおむね想定の範囲内だったという。

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