神戸港の水素活用で意見交換 「カーボンニュートラルポート」検討会

 国土交通省の近畿地方整備局と神戸市は28日、温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出の実質ゼロを神戸港でめざす「カーボンニュートラルポート(CNP)」について意見交換する検討会を開いた。神戸港に関わる業界団体や民間企業、エネルギー関連企業、学識経験者など26者が参加。ガソリンや重油などの燃料を水素に置き換えたり、動力を内燃機関から電力に置き換えたりする方策などについて話し合った。

 会議は非公表だったが、近畿地方整備局が終了後に報道機関向けに概要を説明した。CO2排出削減に向けた現在の取り組みや、実際に「脱炭素化」する際の制度面や技術面での課題などについて各社の報告があったという。具体的な内容は明らかにしなかったが、液化水素の輸入基地を神戸空港島に建設して、水素の供給網(サプライチェーン)構築する実証実験の開始を間近に控えることもあり、水素を使った取り組みが多く話題になったとしている。

 菅義偉首相が2050年までに「脱炭素社会」を実現すると表明したのを受け、国土交通省が代替エネルギーの有力候補とされる水素の積極活用を検討する一環だ。国交省は昨年12月18日に神戸港のほか、小名浜港(福島県)、横浜港・川崎港、新潟港、名古屋港、徳山下松港(山口県)の7港でそれぞれCNP検討会を開くと発表。神戸港でも年度内にあと2回の検討会を開催する。各港の検討結果をまとめる形で21年度に、港湾をCNP化するマニュアルの第1弾をまとめる方針だ。

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