ブラジル、ホンジュラスの駐日大使、相次ぎ神戸訪問 関係強化など久元市長と確認
- 2020/11/23
- 15:25
エドゥアルド・サボイア駐日ブラジル大使(写真左)と、エクトル・アレハンドロ・パルマ駐日ホンジュラス大使(写真右)が20日、相次いで神戸を訪問した。表敬訪問を受けた久元喜造神戸市長は両氏との会談で、それぞれの国と神戸市との間で、経済や文化などでのさらなる関係強化について、改めて確認した。特にブラジルのリオデジャネイロ市と神戸市は友好都市とあって、今後の交流などについても話し合った。
サボイア・ブラジル大使は翌日に予定していた講演を目的に神戸市を訪問。日本との関係が125周年を迎えたの機に今後の展望を語った。そうした中で両国の関係に大きな影響を与えた日本から移民を念頭に「ブラジルと日本の強い絆は神戸から始まった」と強調していた。久元市長は2019年にリオデジャネイロ市との友好都市として50周年に「十分な記念行事ができなかったが、改めてリオデジャネイロ市との親善を進めたいので、大使にもお力添えをいただきたい」などと話した。
パルマ・ホンジュラス大使は神戸市を訪れるのが5度目という。ホンジュラスの伝統音楽「ガリフナ」を取り込んだジャズの音楽家が神戸に縁があるため。コーヒーの産地であるホンジュラスは、日本との交易が始まった1935年当初、すべてが神戸経由だったという。同国が初めて日本に在外公館を置いたのも神戸。外務省経由だけでなく、都市間や民間での交流の大切さについてパルマ氏は強調していた。久元氏は「防災に関する神戸の蓄積などもお役に立てれば」と話した。
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