井戸兵庫知事「大阪や東京へ往来自粛の検討必要」 GoTo一時除外も・知事会で

20201123井戸兵庫知事

 兵庫県の井戸敏三知事(写真)は23日午前に、新型コロナウイルス緊急対策本部会議として開催した全国知事会に出席し、東京都や大阪府で新型コロナの感染が急速に拡大していることから、「不要不急の外出自粛とか、東京や大阪など(感染者の)大量発生地への往来自粛などを検討していかなくてはならないと、いま考えている」と述べ、感染が増えている都市から兵庫県内各地に、感染が波及するのを食い止める方策を探る必要があるとの見方を示した。

 知事会への提案として、「国民への周知啓発」などに加えて「(個人消費を喚起する政府の)Go To キャンペーンについては、大量発生している東京、大阪などを中心に一時除外することを具体的に提案していただく必要があるのではないか」と述べた。全国知事会はテレビ会議システムを通じて開催し、井戸知事は兵庫県庁から参加した。

 外食需要を喚起する国の「Go To イート」キャンペーンについては家族などを除く4人以下での利用を求めているほか、Go To イートに参加していない飲食店にも、同様に4人以下での飲食になるよう要請するなど、兵庫県の取り組みを全国の知事に紹介。そのうえで営業時間の短縮などについては「地域的なクラスター(感染者集団)が出ているわけではないので、現時点では考えていないが、今後の検討課題だと思っている」と説明した。

 全国知事会への出席後に記者団の取材に応じた井戸氏は、大阪府との往来自粛の呼びかけなどについて「まだアイデア段階」「実際にやるとなると大阪には連絡させていただく」と話していた。飲食店への営業自粛要請などについては、「現時点でやると効果に比べて過度な対応になる」との見解を示した。「将来、エリアがクラスターになったりすると(営業自粛要請が)有効な対策になるかもしれないが、いまは全然そういう状況ではない」と重ねて説明した。

 井戸氏は兵庫県でも新型コロナの感染が拡大し、新規感染者数の7日移動平均が100人を上回る状況になったのを受けて、近く新型コロナウイルス対策本部会議を開催し、県民に対するより強い呼びかけを実施したい意向も述べた。

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