ワールドマスターズ2021関西の延期方針を決定 11月4日の世界総会に提案

20201028カウントダウンボード

 生涯スポーツの世界大会であるワールドマスターズゲームズ2021関西の組織委員会は28日に開いた理事会で、来年5月に予定していた大会を延期する方針を決めた。11月4日に開催する世界組織の国際マスターズゲームズ協会(IMGA)総会に延期を提案する。万全の新型コロナウイルス感染症対策と、入国規制の緩和といった、大会の開催に向けて必要な条件が21年5月には整わない可能性が高いと判断した。(写真はJR元町駅南のカウントダウンボード=28日)

 政府はビジネスに関係する海外との往来について、規制を緩和し始めている。来年には東京五輪・パラリンピックの開催もあって、さらに緩和が進む可能性もある。ただ、スポーツ愛好家が世界から集まり、多様な人が交じり合ってスポーツを楽しんだり、地元住民と交流したり、さらに来日した参加者が日本の観光したりといった状況になるには、まだ時間がかかるとの見方が理事会の大勢を占めたという。

 新たな開催時期は、他の大会との関係を調整する必要があるため、今後IMGAや他の競技団体などを協議して決める。ただ、「夏季オリンピックの翌年に同一開催国でワールドマスターズゲームズの開催を検討する」というIOCとIMGAの覚書を重視する可能性が高く、まずは1年程度の延期で22年5月の日程を模索することになりそうだ。

 大会の名称は「ワールドマスターズゲームズ2021関西」を据え置く。参加料金も現行を維持する。すでに参加登録した出場者の権利(出場枠)は確保することを前提に、新たな参加登録の方法を年内をめどに決定する方針だ。このほか新たな交流活動や観光、宿泊、交通、大会運営といった事業計画も、各事業の簡素化によるコスト削減などを意識しながら年度内に決定したい考えだ。

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