神戸での世界パラ陸上も日程変更へ 新型コロナで東京五輪・パラ延期が影響

20200401ユニバー記念競技場

 2021年秋に神戸市須磨区のユニバー記念競技場(写真)で開催を予定している、障害者の陸上競技大会「世界パラ陸上」の開催日程も、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて変更を迫られる見通しだ。主催団体である国際パラリンピック委員会(IPC)と大会の組織委員会は、21年9月17〜26日に開催することで合意していた。だが、東京パラリンピックを約1年延期し、21年8月24日〜9月5日に開催することが決まった。約2週間の間隔で、連続して国際大会を開催するのは困難だ。

 組織委の事務局を務める神戸市は、今年開催する予定だった五輪・パラリンピックの延期が決まったのを受けて、IPCに今後の方針などについて問い合わせした。神戸市によると、現時点でIPCから回答は得られていないという。ただ一般的には、パラリンピック直後の2週間で、世界パラ陸上に出場する選手を参加各国が改めて選抜するのはほぼ不可能。このため関係者の間では、当初計画した日程で、神戸での世界パラ陸上を開催する可能性は限りなくゼロに近い、との見方が広がっている。

 世界パラ陸上の主催団体であるIPCは、延期したパラリンピックの主催団体でもある。思わぬ延期の決定で同団体自体が混乱しているとみられるほか、陸上以外のパラスポーツの世界大会との兼ね合いもあり、世界パラ陸上の新たな日程調整には多少の時間がかかる見通しだ。

 東京五輪・パラリンピックが約1年の延期になったのを受けて国際水泳連盟は、21年7月16日から福岡市で開催する予定だった「世界水泳」の日程について見直しに入ったと伝わった。21年8月に米国で開催する世界陸上も1年遅らせるという。同じく21年にスペインで開催するバドミントンの世界大会も、例年の8月から日程を変更することが明らかになっている。


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