兵庫県、新型コロナ「感染増加期」入り 対策強化は「見極めて判断」

20201028井戸兵庫知事

 兵庫県は28日、新型コロナウイルスの新規感染者数が7日移動平均で20人を超え、同県の基準で「感染増加期」に入ったと発表した。これを受けて井戸敏三知事(写真=兵庫県が配信した動画より)が記者会見し、飲酒を伴う懇親会などや、大人数・長時間の飲食、マスクなしでの会話について改めて注意を呼びかけた。ただ、県内の2カ所で続けてクラスター(感染者集団)が判明したのが感染者増加の主因とあって、井戸知事は感染者数の増加に伴う対策の強化について「状況を見極めたうえで判断する」と説明した。

 兵庫県はかねて「感染増加期」に入ると、毎日30人の新規感染者が発生することを想定。新型コロナ専用の病床を400床程度、このうち重症患者向け70床程度の病床を確保。さらに軽症者向けの宿泊療養施設は300室程度を確保するとの方針を決めていた。だが、感染者数が兵庫県内に広く分布しているわけでなく、今後も増加傾向をたどるか微妙である点や、現時点ですでに388床の病床を確保できていることなどから、むしろ医療体制の強化などを急がない方針だ。

 同様に、住民向けの行動制限や、経済活動の抑制などについて改めて強化するかどうかも、慎重に判断する方針だ。この日の井戸氏の記者会見では事業者に対して、業界団体などによる感染防止のためのガイドラインの徹底などを改めて呼びかけるにとどめた。

 兵庫県内では、24日に神戸市須磨区の病院で入院患者と職員など38人の感染が新たに判明したほか、28日に尼崎市にある三菱電機の事業所で10人の感染が判明。いずれもクラスターと認定した。

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