兵庫県、関西電の株主総会で4項目の質問 経営改革・送配電分離・原子力・水素

 兵庫県は22日、関西電力が25日に開催する株主総会に向けて同県が提出した質問書の内容を発表した。質問は「経営改革」「送配電分離」「原子力発電」「水素火力発電」の4項目を設定。福井県高浜町元助役から役員らが多額の金品を受け取っていた問題を受けて「経営改革」を先頭に掲げたほか、「送配電分離」については今年4月に設立した送配電会社との災害時の連携などについて具体的な方針を聞く。

 「原子力発電」については(1)再生可能エネルギーの導入に移管する見解(2)安全対策と社会の理解を得る方策(3)高浜発電所3・4号機の稼働停止中の電力料金--の3段階で聞く。特に(3)については兵庫県は「県民生活や企業経営に大きな影響を及ぼす電気料金の値上げは行うべきでない」と主張する。「水素火力発電」については、姫路第2発電所などへの水素混焼発電の導入など水素発電に対する方針や今後の展開を聞く。

 兵庫県は関西電力の株式を約228万株(約0.3%)を保有する。

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