井戸兵庫知事、大阪都構想「2重行政廃止のねらいはっきりしており歓迎してよい」

20200622井戸兵庫知事

 兵庫県の井戸敏三知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は22日の定例記者会見で、19日に大阪府市がいわゆる「大阪都構想」の協定書案をまとめたことについて記者の質問に答え、「今回は2重行政を廃止というねらいがはっきりしており、新しい東京に対抗できる地方行政システムが誕生することは、われわれとしても歓迎してもよい」と述べ、堺市を巻き込む議論などもあり、住民投票で特別区設置が否決された2015年との印象の違いを語った。「特に関西の地域リーダーとしての役割を、大阪にはたしていただかなくてはいけないという関西圏域からみても、望ましい方向ではないか」と話した。

 井戸氏はさらに「兵庫県と神戸市の間では、2重行政について大きな指摘はされてこなかったし、われわれも認識はしていない」という。背景には「大阪市とのウエートの違いがあるのではないか」と指摘。人口比で見ると大阪府に占める大阪市の割合も、兵庫県に占める神戸市も3割程度と大差はない。だが域内総生産で見ると大阪市は約50%を占めるのに対し、神戸市は約30%程度にとどまる。

 東京都の特別区の中には、東京都との関係がうまくいっていない場合もあるとの記者の質問には「いまの大阪府と大阪市の連携の状況を見る限りは、懸念をする必要はないだろう」との見方を示した。ただ、制度はスタート時から変化する可能性もあり「どういう形で成長していくか」「連携については、お互いに気をつけながら育てていくということではないか」と話していた。

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