西神中央駅前の広場「イベント継続前提に使いやすく」 方針案で意見募集

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 神戸市は20日、神戸市営地下鉄の西神中央駅前にある広場「プレンティ広場」について、再整備に向けたコンセプト(方針)案で意見募集を開始した。「市民に開かられた『出会い』と『交流』の拠点」を中心に掲げ、各区別に開催する神戸まつり「西区まつり」など既存イベントで今後も利用することを前提に、より使いやすい広場を目指すという。地域の代表者や周辺事業者、有識者らの会議で方針をとりまとめたが、さらに幅広い意見を取り入れる考えだ。(図は神戸市が2019年12月に発表した資料より)

 玉津町から移転・新築する西区役所が2021年度に完成するほか、文化・芸術ホール、新西図書館の整備なども進んでおり、駅周辺の住宅や、企業が集積する西区高塚台の工業団地の中心として、広場の魅力も高めたい考えだ。今回まとめた「コンセプト案」は、再整備に向けてデザイン・設計の事業者を公募する際に示す、整備計画の指針として使用する。

 コンセプト案ではさらに3つの視点として、子供からお年寄りまで幅広い層に向けた「快適性」、新西区庁舎など周辺施設への「回遊性」、西区のシンボルとして「象徴性」の3点に着目。樹木や休憩所、芝生、一定の広さ、水遊び、日よけなどの憩いの場としての機能に加え、バリアフリー機能と上質なデザインが必要な要素になることも盛り込んだ。

 6月19日まで神戸市のホームページを通じて意見を募集する。意見募集の結果は6月下旬に公表する予定だ。広場は今年度中に設計し、21年度中にも広場の整備を終える計画だ。

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