神戸市、名谷・垂水・西神中央の駅周辺を再整備 人口減少対策の第2弾

 神戸市は18日、神戸市営地下鉄の名谷駅(神戸市須磨区)と西神中央駅(神戸市西区)、JR西日本・山陽電鉄の垂水駅(神戸市垂水区)の駅前広場など駅周辺を再整備すると発表した。9月に発表した人口減少対策「リノベーション・神戸」の第2弾で、住宅地の快適さを高めることで人口を誘引する一環だ。快適な暮らしに必要な駅周辺の機能を高めることを目的に、駅前の交通円滑化に加え、公共施設の再配置などを実施。既存の計画も取り込む形で地域の「顔」である駅前空間の魅力を高める。(図はそれぞれ神戸市の発表資料より)

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 名谷駅は須磨ニュータウン(神戸市須磨区)の中心になる駅だ。今後5年間で駅に近い地域の高度利用によって約600戸、1500人の住宅を建設する。すでに2016年に事業が決まっており、21年度内にも発売する予定だ。加えて駅舎の美装化や名谷駅ビルのリニューアルを22年ごろまでに実施、子育て世代などを意識したテナントなどを誘致した商業施設のリニューアルも24年度までに実施したい考えだ。このほか大丸須磨店のフロアを活用し、20年度内に新たに「名谷図書館(仮称)」を整備する。

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 垂水駅では駅北側の再開発で、野村不動産が30階建てのタワーマンション建設などを予定している。これに合わせて駅前では既存のバスターミナルに加えて、一般車のロータリーや歩行者空間を23年ごろまでに整備。駐輪場なども設置して快適性と安全性を高める。さらに垂水図書館、垂水体育館、垂水小学校など公共施設の移転、新築、増改築など再配置で土地の利用効率高める。22年までに子育て支援拠点「おやこふらっとひろば」も開設する計画だ。

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 西神ニュータウン(神戸市西区)の玄関口である西神中央駅では、周辺用地の高度利用で今後5年間に約700戸、2000人の住宅を供給する予定だ。西神中央駅の周辺に文化・芸術ホールと図書館の複合施設を建設するのに加え、区役所を新築する計画をすでに発表している。新築する西区新庁舎には「おやこふらっとひろば」を開設するほか、子供の体力や知力の向上を意識した遊具などを設置する「こべっこあそびひろば」も22年度には完成させる。商業施設のリニューアルも順次進め、23年度には完成させたい考えだ。

 神戸市は20年2月ごろになるとみられる20年度予算の公表時期に合わせて、人口減少対策の第3弾をまとめる計画もあわせて発表した。

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