神戸市、特別定額給付金10万円の申請書発送を繰り上げ 20日には発送完了

20200513久元神戸市長

 神戸市は13日、政府が1人あたり10万円を一律に配布する特別定額給付金について、郵送による申請書の発送を繰り上げると発表した。申請書は14日から発送を開始し、20日には発送を完了する。25日ごろまでには市内の住民に申請書が行きわたる公算だ。従来は15日に発送を開始し、6月上旬にかけて発送を終える計画を示していた。

 久元喜造市長が13日に記者会見した発表した。給付については、まず18日から5月末にかけて数百件の振り込みを実施。6月には振り込み件数を拡大し、本格的に給付を開始する。久元市長は「人口100万人を超す大都市の中では、神戸市がトップで給付を開始できるよう作業を進める」と強調した。

 5月1日からマイナンバーカードを利用する特別定額給付金の申請を受け付けていた。マイナンバーカードのパスワードを忘れて区役所を訪れるケースが足元で増えていたというが、久元氏は「今後は郵送で対応すれば来庁の必要もなくなり、その分の感染リスクも抑えらえる」と話していた。

 定額給付金を受け取るには届いた申請書に必要事項を記入し、運転免許証のコピーなど本人確認書類と、通帳のコピーなど口座確認書類を、所定の返信用封筒に入れて神戸市に送り返す。久元氏は「神戸市から連絡を取ってATMの操作を求めたり、手数料の振り込みを求めることは絶対にない」と話し、懸念される特殊詐欺などへの注意も呼びかけた。

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