日本製麻、前期一転の最終赤字に下方修正 普及車向けマットの比率上昇

20200513日本製麻修正

 日本製麻は13日、2020年3月期の連結最終損益が1000万円の赤字(前の期はトントン)になったようだと発表した。従来予想である1600万円の黒字から下方修正し、一転の最終赤字になった。軽自動車や小型車など、普及車向けマットの販売比率が上昇し、採算が悪化したのが響いた。タイでの一時的な人件費高騰も利益を圧迫した。

 売上高は4%減の37億6700万円、営業損益は3500万円の赤字(前の期は2500万円の黒字)になったもよう。従来予想は37億800億円、1300万円の黒字だった。マットの販売数量が伸びて売上高は従来予想を上回った。タイ一時的な人件費高騰は、同国での労働法改正の影響を受けた。解雇補償金などが引き上げられた。

 日本製麻は14日に20年3月期決算を発表する予定だ。

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