神戸市、容器やビニール袋を支給で飲食店支援 テイクアウト転換で食中毒防止も

20200513テイクアウトスターター

 神戸市は13日、新たにテイクアウトやデリバリーに参入する飲食店の200店舗を対象に、容器やビニール袋を支給すると発表した。新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除されたとしても、感染防止を目的に外出を控える動きが続く可能性もあり、外食から業態を広げる飲食店を支援する。同時に食中毒を予防する衛生管理の啓発を実施し、夏場に向けて食中毒の発生を防ぐねらいもある。

 神戸市は、食品の容器100食分とビニール袋100枚、衛生管理啓発用のリーフレット4種類(飲食店用1枚、配達者用1枚、購入者用100枚、首相官邸・厚労省発行の感染症対策への協力案内102枚)を「テイクアウトスターターキット」(写真)と名付け、支給を受けたい飲食店を募集する。容器は弁当型か、どんぶり型を選べる。自治体がテイクアウトなどへの参入に補助金等を付ける場合はあるが、容器の現物を支給するのはきわめて珍しい。

 神戸市企画調整局つなぐラボの長井伸晃特命係長は、新たにテイクアウトを始める飲食店は増える中、「食中毒が発生すれば経済的な打撃が大きいこともあり、安心・安全は消費者だけでなく飲食店側にもニーズがある」と指摘。「実際の事業に使用する容器をセットにすることで容器を便利に使うと同時に、行政の啓発活動が少しでも届きやすくなれば」と話していた。

 募集期間は5月18〜31日、6月1〜14日の2回に分けて、各100店舗を募集。募集期間中は応募専用サイト(下のQRコード)を開設する。先着順で、それぞれ応募が100店舗になった時点で締め切る。応募資格は新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、テイクアウトやデリバリーを始める中小の飲食店。1店舗あたり1回だけ応募できる。

20200513テイクアウトQRコード

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