神戸市の久元喜造市長は28日の記者会見で、全国民に10万円を配布する特別定額給付金について「なんとか5月中に申請書を配布し、5月中に給付を開始できるように作業を進めていきたい」と述べ、できるだけ早い時期の給付をめざす姿勢を強調した。給付までの手続きについては「詳しくは(神戸市の補正予算案が成立する)4月30日に」と断ったうえで、神戸市が世帯主に宛てて送付した申請書に、必要事項を記入し、本人確認の書類を添えて送り返す手順になることを説明した。
久元氏は「感染防止の観点から、口座振込による申請をを優先させる」とも説明。窓口での給付は、口座振込による給付が終わったあとに実施するという。マイナンバーカードを使った申請は、これらとは別の流れになり、「国がシステムを構築するので、詳細が決まったら改めて告知する」と話していた。
さらに久元氏は「全世帯に神戸市から必ず郵送するので、できるだけ申請書が届くまで市役所への問い合わせはしないでほしい」と話した。さらに、定額給付金を装った詐欺も発生していることから「市役所からの連絡以外は信用しないでほしい」と呼びかけた。
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