ワールド、11月の既存店売上高5.3%減 中旬に重衣料の動きが鈍化

 ワールドが4日発表した11月の月次動向は、国内既存店舗の小売売上高が前年同月5.3%減だった。2カ月連続で前年同月を下回ったが、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動があった10月に比べると減少率は小さくなった。11月中旬に気温がやや持ち直したことで、コートなど重衣料の動きが鈍化したという。下旬の気温低下でコートやジャケットなど上着が動き出したが、低調だった中旬を補えなかった。

 ブランド別でみると、気温変動の影響を受けにくい雑貨業態の「イッツデモ」「ワンズテラス」、肌着の「リサマリ」が底堅く推移したという。このほか、古着の「ラグタグ」、ショッピングセンターの主力である「オペークドットクリップ」「シューラルー」なども堅調だったという。

 11月は8店舗を出店し、6店舗を撤退。このため月末時点の国内小売り店舗数は2493店舗になった。ネット通販は前年同月比9.1%増。出退店やネット通販も含んだ国内の小売売上高は1.5%減になった。

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