ワールド、5月の既存店売上高1.5%増 気温上がり夏物に動き

 ワールドが5日発表した5月の月次動向は、国内既存店の小売売上高が前年同月比1.5%増だった。前年同月比を上回るのは昨年2月以来3カ月ぶり。ご即位による祝日の影響で前年同月に比べ休日数が2日多く、既存店売上高で3.3%分ほど売上高を押し上げる効果があった。さらに全般的に気温が高く、降水量も少なく推移したことで、夏物衣料の動きがはやばやと活発だった。

 下旬にかけては気温の一段の上昇を背景に堅調な推移。ワンピースを中心とした中衣料が引き続き好調だったほか、気温上昇にともない経緯衣料トップス(上衣)も商品に動きが出たという。

 5月は2店舗を出店し、5店舗を撤退。差し引き3店舗減少し、月末時点の国内小売り店舗数は2406店舗になった。ネット通販は前年同月比4.4%増。全店全業態ベースの国内小売り売上高は同0.2%増になった。

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