神戸アニメストリート、未払い金など事実関係認め謝罪 岸社長の進退も言及

 神戸市の新長田地区活性化策の一環で2015年3月に開業した神戸アニメストリート(神戸市長田区、岸建介社長)は22日付で、創作工房(東京都中野区)などに対して未払い金が発生していた問題について、事実関係を認め謝罪するコメントを神戸アニメストリートのホームページを通じて発表した(画像は同社が発表したプレスリリース)。コメントは岸社長の名義で「私の不徳の致すところ」などと陳謝。さらに同氏の進退問題にも言及した。

20170423神戸アニメストリートのプレスリリース

 コメントでは、「(6日に神戸アニメストリートの不払い被害を受けたと明らかにした)創作工房様をはじめ各取引会社様スタッフの皆様そしてその他多くの方々に対し、これほどまでに大きなご迷惑をおかけしてしまったこと、さらに不適切な対応をとっておりましたことは、大きな間違いであったと深く反省しております」と述べた。

 さらに岸氏は「このまま私がこの神戸アニメストリートの運営を続けることは許されないと判断しております」と進退に言及。一方で「皆様にお約束しな内容をやりきることこどが、私にできる現時点での最大の社会的責任の取り方」とも強調。当面は運営方針を見直すことで社長にとどまるとみられるが、時機を見て辞任する可能性にも触れた。

 もっとも神戸アニメストリートは未払い金の規模や、溜まった未払い金を支払うことによる経営への影響は明らかにしていない。資金繰りなどに影響が出るようなら、同社の存続には関係機関の協力が必要になる可能性も出てくる。新長田地区の活性化に「ポップカルチャー」を積極的に取り入れてきたこともあり、神戸アニメストリートの設立について神戸市と地域団体などが協議した経緯がある。今後は地元商店会の意向などにも関心が向かいそうだ。

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