井戸兵庫知事、訪日客に「関空の代替をはたせると示すのが重要」 伊丹・神戸

20180911井戸兵庫知事会見

 兵庫県の井戸敏三知事は11日の記者会見で、相次いだ豪雨災害を受けた政府への緊急要望で、大阪国際(伊丹)空港と神戸空港での国際便受け入れを求めたことについて、訪日客向けに「伊丹や神戸が(関西国際空港の)代替ををはたせると示すのが重要」と説明した。豪雨被害で関西国際空港が一時閉鎖したことなどについて「海外から、たいへん心配されている」と指摘。関西への訪日客つなぎ止めには、「外国の航空会社が離発着できる環境を作る必要がある」と語った。

 井戸氏は同日午前に被害状況の視察で神戸市を訪れた西村康稔官房副長官から、神戸空港と伊丹空港に国際便を1日あたり35便程度を振り分ける議論をしていることを聞かされた、とも明らかにした。その場には神戸空港の設置者である神戸市の久元喜造市長もいたという。井戸氏は「近く(国から)具体的な話があるのではないか」との見通しを示した。

 豪雨災害を巡っては、ホテルや交通機関などのキャンセルも相次いでいるという。井戸氏は「9月の補正予算でも旅館・ホテル対策みたいなことを、やらなければいけないかもしれない」と話した。ただ補正予算案の決定を巡る調整はすでに大詰めの時期とあって、9月議会に提出する補正予算案に盛り込むかは「あす、あさってあたりに検討して結論を出したい」と説明した。

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