ロック・フィールド、遠くに転勤しない「リージョナル正社員」新設 5月から

 ロック・フィールドは19日、5月1日から人事制度を改定し、引っ越しが必要になるような遠隔地への転勤がない「リージョナル正社員」を新設すると発表した。介護や育児など、いわゆるライフイベントに応じて柔軟に働けるようにする。勤務時間も週20〜40時間で選べる。社内で活躍する人材が退社することによって、知識や技術が引き継がれなくなるのを避けるのがねらい。

 従来通り勤務地や職種を限定せず、1日8時間で週5日勤務する正社員はナショナル正社員とする。リージョナル正社員とナショナル正社員にはそれぞれ別の給与体系を適用するが、処遇の上限金額は両者でほぼ同等。従業員の希望などに応じて、両者の間で変更できるようにする制度も新たに設ける。現在の契約社員およそ180人は、5月から全員がリージョナル正社員に切り替わる予定だ。

 あわせて正社員の定年を2025年5月1日までに65歳へと、段階的に引き上げることも発表。改正労働契約法に対応する。定年後の再雇用の上限年齢は従来の65歳を70歳に、来月から引き上げる。本人が希望し、会社の基準を満たした場合は75歳まで再雇用するケースも出てくるとしている。

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