斎藤兵庫知事、タイと交流「農業と観光で継続」 神戸〜タイ直行便就航に期待

20230606タイ総領事が訪問

【神戸経済ニュース】兵庫県の斎藤元彦知事は6日、アッカラポン・チャルームノン在大阪タイ総領事の着任あいさつのための来訪を受け、「これまで交流をしてきた農業と観光で、タイと兵庫の交流を継続していきたい」と述べ、兵庫県としても両国の関係強化に寄与したい意向を示した。観光については「タイから兵庫に来ていただく方と、日本からタイを訪れる人と両方増えることが大事だ」と語った。兵庫県とタイは、どのような分野で連携できると思うか、とのチャルームノン総領事の質問に答えて述べた。

 タイでは農業スタートアップのサグリ(丹波市)が、衛星データを活用したコメ農地情報のデジタル基盤構築に取り組む。農地の区画化による生産効率の向上などにつなげるのが目的だ。そのうえで斎藤知事は「2030年ごろに神戸空港に国際線が就航するので、タイとの直行便もできるかもしれない」と指摘。「そうなれば観光だけでなく、ビジネスでもさまざまな分野で交流が深まるのを期待している」と話していた。

 チャルームノン氏は「総領事館は大阪にあるが、住まい(総領事公邸)は芦屋市にある。兵庫県民の1人として知事にお会いできることをうれしく思う」とあいさつ。タイを訪れたことがあるか聞くと、斎藤氏は「まだです」と返事。これにチャルームノン氏は「では知事をタイにご招待したい」と応じていた。

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