住友ゴムの1〜9月期、純利益38%減 原材料価格の上昇が逆風

20171108住友ゴム決算グラフ

 住友ゴムが8日発表した2017年1〜9月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比38%減の169億円だった。生ゴムと石油化学製品などタイヤ原材料の国際価格が上昇し、仕入れコストの増加が逆風になった。販売数量の増加による増収効果では補えなかった。

 売上収益は16%増の6183億円、営業利益は28%減の300億円になった。タイヤの販売は国内で市販用、新車用ともに増加。新車用に納入する車種も拡大した。海外では景気の改善を追い風に北米、欧州ともに伸びた。スポーツ事業はゴルフ用品の販売が苦戦した。

 17年12月期の連結業績予想は据え置いた。引き続き純利益は1%減の410億円を見込む。業績予想の前提になる為替レートは、1ドル=111円を据え置いたが、1ユーロ=126円と従来の123円から円安方向に見直した。

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