日銀神戸支店、景気判断を4カ月ぶり上方修正 「緩やかな拡大に転じつつある」

20170111日銀神戸支店90周年ロゴ

 日銀神戸支店が6日発表した兵庫県の金融経済概況では、景気の基調判断として「緩やかな拡大に転じつつある」との見方を示した。7月から前月まで続いた「緩やかに回復している」から景気の見方を4カ月ぶりに上方修正した。輸出がけん引して生産が伸びていることなどから、景気は回復局面から拡大局面に入りつつあると判断したもようだ。

 需要動向について分野別に見ると、日銀神戸支店は輸出入について「増加基調にある」とし、従来の「持ち直している」との見方から前進させた。神戸港からの輸出額は米国と中国向けを中心に伸びており、輸入額も前年同月を上回る推移が続いている。一方で、スマートフォン向け部品などが高水準であることから生産・出荷の動向も「増加基調にある」との見方を示している。

 金融面では、9月の貸出約定平均金利が1.238%と前年同月比で0.011%低下した。「緩やかに低下している」とみており、引き続き緩和的な環境であるとの認識を改めて示した。貸出残高は前年同月を上回った。

<訂正>記事を掲載した当初は見出しに「9カ月ぶり上方修正」、本文の1段落目に「2月から前月まで続いた」「9カ月ぶり上方修正」とありましたが、誤りでした。日銀は7月にも景気の基調判断を上方修正していたため、訂正しました。(2017/11/07)

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