シャルレ4〜9月期、2年ぶり最終黒字8億8600万円 シャワーヘッドが寄与
- 2021/11/12
- 02:35

【神戸経済ニュース】婦人下着の訪問販売が主力のシャルレ(9885)が11日に発表した2021年4〜9月期の連結決算は、最終損益が8億8600万円の黒字(前年同期は13億5500万円の赤字)だった。4〜9月期としては2年ぶりに最終黒字を確保した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて訪問販売が実施しにくい中、ネットを活用した販売員の活動が寄与した。子会社で製造販売するシャワーヘッドが好調で、寄与も大きかった。
売上高は25%増の79億円、営業損益は11億5700万円になった。訪問販売では下着を含む衣料品、化粧品類、健康食品を取り扱うが、外出着を中心に引き続き衣料品は苦戦、健康商品も振るわなかった。化粧品流ではヘアケア製品のリニューアル発売で前年同期を上回った。一方で、子会社の細かい気泡を作り出すシャワーヘッドが好調だった。
22年3月期の連結業績予想は据え置いた。同社はシャワーヘッドの販売好調を受けて10月29日に、通期予想を上方修正していた。
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