神戸港コンテナのペーパーレスめざす「CONPAS」、参加社数増やし試験2回目

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 神戸港のポートアイランドにあるコンテナターミナル「PC-18」では23日、港湾情報システム「CONPAS(コンパス)」の阪神港(神戸港と大阪港)での導入に向けた第2回の試験運用が始まった。CONPASの試験運用は3月23日に続く2回目。3月の試験運用に比べて参加する車両数も増え、期間も9月3日までの2週間に伸びる。運搬する貨物もダミー(空コンテナを貨物に見立てた輸送)ではなく、実際の商用貨物を使う。陸上輸送するコンテナの確認を効率化するなどで、コンテナターミナル前にできる渋滞解消などをねらう。

 CONPASは既に横浜港で本格運用を開始。横浜に続いて国交相は阪神港での本格導入を目指している。神戸での1回目の試験運用では空コンテナを使ってコンテナターミナルからコンテナ6本を搬出する試験運用だったが、今回は海運貨物取扱業者が5社、海上コンテナ輸送事業者が10社が参加。CONPASに対応したコンテナトレーラーは合計27台になり、これらが試験運用の期間中に何度もコンテナターミナルを訪れてコンテナを搬出する。

 ドライバーなど関係者は、ドライバーが港湾の共通入稿証「PSカード」をコンテナターミナルの入り口でかざせば、搬出するコンテナの情報について手元の携帯端末などに、瞬時に表示できる時間短縮の効果を体験することになる見込みだ(写真)。

 今回はCONPAS対応車がコンテナターミナル前の渋滞の列にも加わり、CONPASの普及でどの程度、渋滞が解消できるか試算するためのデータも取得したい考えだ。試験運用を企画する国土交通省の近畿地方整備局や、港湾運営会社の阪神国際港湾(神戸市中央区)などは、今後も搬入や空コンテナの実証に加え、コンテナと搬出入する時間を細かい刻みで予約できるようにするなど、より実際に近い試験運用も実施して本格運用につなげたい考えだ。

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