久元神戸市長、PCR検査ロボット投入「近々ということ」 メディカロイド開発

20200910久元神戸市長

 神戸市の久元喜造市長(写真)は10日の定例記者会見で、メディカロイド(神戸市中央区)が神戸市と連携して開発する新型コロナウイルスのPCR検査ロボットシステムの投入時期について「そんなに遠くない将来」「近々(ちかぢか)ということ」と説明した。詳しい日程については決まっていないという。神戸市がPCR検査の体制を強化する一環で、シスメックスの検査センターの処理能力を高めることについて、記者の質問に答えた。

 シスメックスが運営する検査センターでは9月に1日あたり100検体分、10月にさらに100検体分の検査能力を追加。神戸市では10月末までに1日あたり最大662件のPCR検査が可能になる。これについて久元市長は「すでに行っている施設について、必要な検査機器や人員を強化して能力を拡充する」と説明。現時点では従来の方法で検査能力を強化する計画という。

 メディカロイドは、川崎重工業とシスメックスの共同出資会社で医療用ロボットシステムを開発する。PCR検査ロボットの開発で神戸市と連携すると6月に発表。今秋にも神戸市中央区の神戸医療産業都市にあるシスメックスの検査センターで、稼働を計画している。

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