(動画)神戸空港で運用時間延長、午後10時以降に2便が着陸 運用初日は早着

2020/03/30 11:45 動画を追加しました



 神戸空港では29日、運用時間が午後11時までに変わった。従来は午前7時から午後10時までの15時間だったのが、1時間延長したことで午後10時以降に定期便4便が到着するダイヤが組まれた。運用初日になった同日、午後10時以降に到着したのは2便。札幌からのスカイマーク便が午後10時12分に、羽田からの同社便が午後10時22分に、いずれも定刻より早く到着した。(動画は着陸する最終の羽田便=神戸空港にて29日)

 午後10時ちょうど着が定刻だった沖縄からのソラシドエア便と鹿児島からのスカイマーク便は、いずれも定刻よりも早い午後9時台に到着していた。

 昨年5月に開催した関西3空港懇談会では、神戸空港の発着枠を80便(従来は60便)、運用時間を午後11時までと運用規制の緩和を決めた。便数は昨年8月のスカイマークの増便や、フジドリームエアラインズ (FDA)による昨年10月の新規就航などで既に増えていた。一方、国土交通省が管制官を増員する必要があったことなどから、これまで運用時間の延長は進んでいなかった。

 もっとも足元では、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ目的で移動を自粛する動きが広がり、航空需要は急減。スカイマークも神戸発着便を29日〜4月12日までに226便を減便する。スカイマークとFDAは、運用規制の緩和で獲得した神戸の発着枠を、十分に生かせないのが現状だ。ただ運用規制の象徴ともいえる羽田発最終便の到着が、新型コロナの影響収束後に神戸空港のさらなる活用へと期待をつなぐ。

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