神戸空港の運用時間、3月29日から延長 スカイマーク増便で発着枠も満杯に

20190505神戸空港

 午後10時までだった神戸空港の運用時間が3月29日から延長になる。スカイマークは24日、3月29日から適用する夏ダイヤを国土交通省に申請したと発表した。神戸空港を発着する便では、午後10時半に神戸に到着する羽田便を運航。現在の羽田~神戸の最終便である、9時半到着の全日空から1時間遅くなる。昨年5月に関西3空港懇談会で、神戸空港の運用時間を午後11時までに延長することで合意していたが、この運用が実際に始まる形だ。羽田発は午後9時15分になる。(写真は神戸空港でのスカイマーク機=資料)

 このほか午後10時以降に到着する便では、札幌(新千歳)からの既存便が午後10時20分神戸着に時間変更、鹿児島からも既存便が午後10時ちょうどに神戸着と時間を変更。それぞれ札幌や鹿児島での滞在時間を延ばせる。

 昨年5月の関西3空港懇談会では、神戸空港の発着便数制限を30往復(60便)から40往復(80便)にしたうえで、午前7時〜午後10時までとしていた運用時間を午後11時までと1時間延長することなどで合意。便数は昨年8月のスカイマークの増便や、フジドリームエアラインズ (FDA)による昨年10月の新規就航などで既に増えていた。ただ国土交通省が管制官を増員する必要があったことなどから、運用時間の延長は進んでいなかった。

 神戸空港のスカイマーク便は現在の24往復(48便)に加え、羽田発の1便増、札幌(新千歳)行の1便増、那覇便の2往復(4便)増で、合計27往復(54便)に増加する。3月29日からFDAも神戸〜青森便を運航と1往復(2便)増便することから、神戸空港を離発着する定期旅客便は1日に各社合計で40往復(80便)になる。昨年5月の関西3空港懇談会で合意した発着枠の増枠分を使い切り、満杯状態になる計算だ。

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